先日、アカデミー賞の授賞式が行われておりました。
過去最高の興行収入を叩き出している『AVATAR』を抑えてキャスリン・ビグロー監督の『ハート・ロッカー』が6冠を受賞しました。 イラク戦争を正当化する為や、名誉のために戦争をして、戦死した者を英雄と称え美談とするアメリカならでは?・・・ と想いました。
そんな中、長編ドキュメンタリー賞を受賞した『ザ・コーヴ』と言う和歌山県太地町で伝統漁として行われているイルカ漁を題材とした映画が物議を醸し出しています。
海中や入り江周辺の山林に隠しカメラを設置して、頻繁に隠し撮りや夜間撮影を行い、数年間かけて映画を撮影した映画なのですが、実際は地元の人達や漁師達の意思や科学的根拠に基づかない虚偽の事項を事実であるかのように表現された映画が受賞した事に、地元住民より不満を露にしました。
受賞をした事によって世界各国の人達の目に留まる形になりイルカ漁について多くの非難を受ける事になってしまいました。
昨今、や環境保護や動物愛護の観点から日本の調査捕鯨団と環境保護団体のシーシェパードとの妨害活動がニュースになっていますが、活動家の彼らは鯨以外の魚はもちろん牛や豚の肉を当たり前のように口にします。『動物を守ること愛することが正義!』と称する彼らの行動が矛盾に思えてしまいます。
クロマグロの問題も含め想うのですが、伝統や文化に重きを置き大切にする日本も、その時代ごとに合わせて伝統や文化の守り方を少しずつ考え直さないといけないのでは? と、考えさせられました。
別の角度からは『名誉』や『英雄』の為に人を殺す戦争は賞賛され、伝統や文化を守り食する為に行うイルカ漁を非難されるのは一日本人として憤りを感じてやみません。
